棒銀・マイ・ライフ

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祝・王座防衛!!

こんばんは、MASAHARUです。

 
 
やりました、やりましたよ!!
 
羽生先生が王座防衛に成功しましたーーーーーーーーーー!!!!!!
 

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このブログでもずっと追いかけてきた今期の王座戦ですが、ついに決着を迎えました。
本日、山梨県で開催された第63期王座戦第5局は85手にて佐藤天彦八段の投了となり、3勝2敗のフルセットの末に羽生さんが見事王座防衛を決めました。
 
本日もPCにかじりついてひたすら応援していたのですが、今回の将棋も非常に難解なものとなりました。
 
局面が進むにつれてどんどん未知の領域に進んでいき、次々に繰り出される一手一手に分からないながらも終始鳥肌が立ちっぱなしでした。
将棋の奥深さやプロ棋士の生き方がそのまま盤上に現れてるようで(こんな風に書くと自分将棋分かってますって言ってるようで大変恐縮ですが…)、投了の場面は自然と涙がこぼれそうになりましたね泣。
 
 
今回の防衛にて通算タイトル獲得数を
94期に伸ばした羽生先生、この伝説はどこまで続くのでしょうか笑。
 
以前のブログでも書きましたが、一流のトッププロ棋士でもタイトルを獲得するということは本当に難しく、1期でも獲得することができれば大変に名誉なことなんですよ。
 
そういう中でも、「あと6期で100期達成だ!」って言われたり(長い将棋の歴史の中でもタイトルを6期も獲得できた棋士は数えるほどしかいません…)、逆に1つでもタイトルを落としたときに「世代交代だ…羽生ももう終わりだ…」って言われること自体がもうすごすぎますよね…。
 
そういうプレッシャーの中で勝ち続けられるからこそレジェンドなのであり、羽生さんなのでしょうけれども…。その精神力に心底脱帽しますね…。
 
また、今回の防衛にて「王座」の通算タイトル獲得数は23期となりました。
 
23期ですよ…。
 
23年間ですよ。
 
王座戦63年の歴史の中で、たった一人で23年間王座として君臨したんですよ。こんなの独占禁止法ですよ笑!
 
ファンの間ではそろそろ「王座」というタイトル名を「羽生」に変更した方がいいんじゃないかって言われてますね笑。
 
いやー、こうやって書いていくと改めて羽生先生のすごさに驚かされますね。近々このブログで羽生先生の伝説特集でもやろうかなって思っています。
 
 
今週は将棋界大忙しで、明日27日は叡王戦、29・30日は竜王戦第2局、31日はまた叡王戦と、タイトル戦が目白押しです。
私のゴールデンウィークはここだと言わんばかりに将棋観戦に明け暮れたいと思っています。できる限りブログでもお伝えしていきたいと思いますので楽しみにしていて下さいね!
 
羽生先生、本当におめでとうございます!!
 
 
追記
 
今日のニコニコ生放送で出題された詰将棋がこちらです。

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前回と同じ5手詰めとなっております。私の棋力ですと解くのに5分くらいかかってしまいましたね。
 
ぜひチャレンジしてみて下さい。
解答・解説はまた次回にでも。