棒銀・マイ・ライフ

将棋と古本と、時々、音楽

突然訪れた天使の日

こんばんは、MASAHARUです。

 

今日は米沢市にあるサイコーにシャレオツなホットスポット、CAFE LABORATORY、の中にある、雨音文庫に行ってきました。

 

雨音文庫はCAFE LABORATORYで働く本好きのスタッフさんが手がける古本屋さんで、僕は初めて訪れたときから一撃でファンになりました。

 

日本・海外文学から、知識・教養、サブカル、絵本などの児童書まで、レンジの広い分野を何とも見事なセンスでもってまとめ上げる、その棚づくりのクオリティに脱帽です。決して広くはないスペースに、店主のこだわりを感じさせるエッセンスが凝縮されていて、本の見せ方やお店のロゴマークなどを含めて総合的な審美眼を感じます。

 

こういうお店に行くと、やっぱり本は本屋さんで買いたいよねって思いますね。例えAmazonでポチっと1円で買える本でも(送料など含めると260円くらいかな)、ここで買いたいって思わせる「付加価値」を作れるかどうかっていうのはすごい大きいと思います。

※決してAmazonをディスってるわけではありません。そういう私も良く利用させていただいております。

 

今日はこちらのお店で、リチャード・ブローティガンの詩集、「突然訪れた天使の日」を買わせていただきました。

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ブローティガンは大好きな作家で、何といっても「アメリカの鱒釣り」を初めて読んだときの衝撃と言ったらないですよ!!

例えば、全く辻褄の合わない変な夢を見たとして、昨日これこれこういう変な夢を見たんだよって、ディテールまで完璧に相手に話したとしても、自分が夢で体験した感覚までは決して伝わらないんですよね。変な夢であればあるほど。そのボーダーを越えてくるっていうか…すいません、こんな陳腐な説明じゃ全然だめですね苦笑

 

本当は手にしたばかりの本のページをめくりながら、素敵なカフェで美味しいコーヒーでもいただければサイコーだったのですが、すぐに戻らなければいけなくて断念しました。次回こそはぜひ!!

 

ブログのサブタイトルにもなっておりますが、私、古本大好きなので(読む3、買う7くらいの比率です)、古本好きな方はまたぜひチェックしていただければ嬉しいです(主に、海外文学の絶版書などを集めています)。

 

それではこの辺で。