棒銀・マイ・ライフ

将棋と古本と、時々、音楽

将棋界の風雲児

こんばんは、MASAHARUです。


 
KO-RIONIの1st full album「GOLD FISH」、皆さん聴いていただけてますでしょうか。
今回はジャケット等のデザインからレーベル設立などなど、すべて自分たちでやったので無事にリリースすることができてほっと胸を撫で下ろしております。
 
徐々に各方面の方からいろいろな感想をいただいており、本当にありがとうございます。好評のようで大変嬉しい限りです。
アルバム「GOLD FISH」は、ライブ会場と公式サイト内のBO-GIN RECORDS.でお求めいただけます。ぜひ手にとって爆音で聴いていただければ幸いです!よろしくお願いします!!
 
 
さて、本日は前回に引き続き将棋マンガの話を。
 
私も長年定期購読している「週刊少年ジャンプ」にて、新たに将棋マンガの連載がスタートいたしました!

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タイトルは「ものの歩」というそうです。まるで某アイドルグループのファンクラブのようですが、とても上手いネーミングだと思います。
 
内容は将棋を舞台とした青春モノで、ルールも知らない初心者の主人公がひょんなことからちょっとやってみたら、実はものすごい才能を秘めていた!といった、よくあるといえばよくある設定ですが、数々の人気作を生んだ少年ジャンプ得意の必殺王道パターンですね。
 
将棋マンガの金字塔を打ち立てた「ハチワンダイバー」なき今、ぜひともこの漫画に将棋のエンターテイメントを引っ張っていってほしいです。目指せポスト・ヒカルの碁!!
 
 
またこちらの作品の将棋の監修は、プロ棋士橋本崇載八段が務めておられます。

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橋本先生は「ハッシー」の愛称で知られる大人気棋士で、その実力もさることながら、将棋界における数々のタブーを打ち破ってきた風雲児です。
その破天荒ぶりは凄まじく、ついにはプロ棋士でありながら芸能事務所にまで所属してしまいました笑。
 
ほんとたくさんの伝説があるのですが、いくつか取り上げると、

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こんな格好でNHKの対局に臨んだり、

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対局中ひたすらカメラ目線を送ったり、

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対局前のインタビューで大先輩である加藤一二三先生のモノマネをしたりなど、
やることなすことこれまでの将棋界の常識を覆しています笑。(ちなみに今年の3月には公式戦で二歩による反則負けをきっし、ネットニュースなどでも話題になりましたね。)
 
一見ただふざけてるだけにも見えますが、橋本先生のおかげでこれまで将棋に全く興味がなかったような人が新しいファンとして将棋の世界に流れ込んできています。これもひとつのプロフェッショナルの形ですね。
 
橋本先生のさらなるご活躍ぶりを期待しております。