棒銀・マイ・ライフ

将棋と古本と、時々、音楽

見た!見た!見たい!見にきて!

見た!3月のライオンを見た!

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ついに、ついに放送開始となりました、アニメ「3月のライオン」。私はこのときをどれほど待ちわびたことか。やったぜ。おめでとうございます、いえいえ、ありがとうございます。

制作がシャフトってことで、期待通りの素晴らしさでしたね。心も足も痺れました。えぇ、そりゃそうですよ。正座ですとも。正座で見ました。私、棋士ですから。

まだ1話目にして傑作の匂いがプンプンする、というか、傑作の匂いしかしない!!来週も楽しみです。

 

見た!シング・ストリートを見た!

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映画「シング・ストリート」を見てきました。山形では本日から公開のようです。地方、遅し。

ジョン・カーニー監督の映画はこれまでものやつも全部好きで、今回のやつもすごい楽しみにしてました。例によって、今回も音楽のお話。

笑える要素もあり、これまで以上にエンタメに振った感はありましたが、根底のテーマみたいなものは一番シリアスだったんじゃないかな。主人公のお兄さんが良い味出してました。

 

見たい!聖の青春が見たい!

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映画館で「聖の青春」のパンフレットをもらってきました。

何だこの写真、やばい、すごいクオリティだ笑。凄すぎて笑ってしまう。

羽生vs村山、その場の空気感そのものでしかない。役者さんってすごい、映画ってすごい。

こちらは11月19日より公開のようです。あー楽しみ楽しみ。

 

見にきて!明日は酒田でKO-RIONIのライブだよ。対バンも豪華絢爛。あー楽しみ楽しみ。

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前野健太を見た

前野健太を見た。

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いやいや、まさかこのタイミングで、山形で前野健太のライブが見れるとは思っていなかったので嬉しかったです。横浜から山形に帰ってきたあと、

あっちに住んでいる間にライブ行けばよかったなぁとずっと思ってたもので。

いやー、かっこよかったですよ。ちょっと恥ずかしいのですが、ステージに出てきたところを見ただけでうわーって鳥肌が立ちました。高校生みたいですが笑。

1曲目が終わったとき、最高過ぎて、来て良かったねと妻の方を振り向いたらもう既に号泣していました笑。いや、分かるけどね。そりゃ泣くよね。

 

知っている曲も何曲かやってくれました。(今の時代がいちばんいいよ、ファックミー、東京の空、鴨川、興味があるの、くらいだったかなぁ。)えぇ、そりゃ泣きましたよ。

 

 

寺フェス、最高でした。

9月はおれのもの

どうも、お久しぶりです。

 

夏が終わってしまいました。

いろいろあったけど、ずっとローな気分が消えないまま、blogなんて書く気にもなれず、それでも必死に日々の生活を営んでおりました。

 

どうも、社会不適合者です。

 

もちろん楽しいこともいっぱいありましたよ。

KO-RIONIとしてライブもやったし、大好きな将棋も相変わらず、古本収集はちょっと落ち着いたけど(よくわからないけどちょっとホッとしている)、毎日何かしらハッピーなことがあったような気がします。

 

感覚が麻痺していたのでしょうか。おそらく防衛本能のようなものもあったのでしょう、他人の土俵で相撲を取り続けているような感覚がずっとありましたね。

 

でももう大丈夫、主導権を取り戻しました。

 

またいっぱい曲を書こう、今なら書けそうな気がします。(丸一年も曲が書けなかったことなんてこれまでなかったなぁ)

次は冬のアルバムを作ろうかな。よし、打倒広瀬香美!!

 

 

追記

ここまでの流れ完全無視でなんですが、郷田先生、結婚おめでとうございます!!

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ここからが強い

こんばんは、MASAHARUです。

 

いやはや、まいったまいった!!

ただ今開催中の今期名人戦、なんと羽生先生がカド番に立たされてるっていうじゃないですか!?

なんてことでしょう、私が仕事なんかにうつつをぬかしている間に(悲しきふぁっきん・じょぶ)、こんな事態になっているなんて…。

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いや、でもきっと大丈夫なはず、カド番に立った羽生先生の異常なまでの強さはこれまでの歴史が証明しています。今回もきっとここからめくるめく逆転劇を見せてくれることでしょう!

 

…っておい!!ちょっと待って!!

今確認してみたら明日から始まる運命の第5局会場は山形ではないですか!!

山形県天童市、天童ホテル!!

 

 

行ぐ!!ぜっだい行ぐ!!!何としてでも行ぐ!!!

 

もうね、懲り懲りなんですよ、週末にまとめてYouTubeで観戦するのは。やっぱり生で応援しないと!ライブに敵うものなし!!

 

よし、決めた!!

私は無給を取ることにします。あいにく今の私には有給休暇と言われるものがないので、無給休暇をこっそり申請することにします。明日と明後日はお腹が痛くなります。

 

羽生先生、待ってて下さい。

私、力の限り応援します!!

 

 

一箱古本市2

こんばんは、MASAHARUです。


 
GW、山形は何だか微妙な天気となりましたが皆さんいかがお過ごしでしたか?
 
私は久しぶりに家族とゆっくり過ごしましたよ。これまでなかなか時間が取れず後回しにしていたこととか、ずっと行ってみたかったお店を覗いてみたりとか、まったりと過ごすことができました。
 
最終日となった本日は、山形市まなび館で開催された「一箱古本市」に行ってきましたよ。

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前回開催されたときも遊びに行ったのですが(今ブログを遡って見てみたら去年の10月でしたね)、いやーやっぱり面白いですね、一箱古本市!!
店主がそれぞれに屋号を決めて、場合によってはロゴや看板なんかも作って、限られたスペースの中で自由にレイアウトして、ちょっとした特典なんかも準備したりして…。並んでる本ももちろんなんですが、トータル的に見てもすごく個性が出るんですよね。ほんとは今回こそ出店側として参加したかったのですが、直前まで諸々立て込んでしまって断念しました…。次回こそは必ず!!
 
そんな訳で、ただ眺めてるだけでもワクワクして楽しいんですよね。ぶっちゃけ目当ての本なんかなくてもいいんですよ、むしろその時に欲しいと思える本に出会いに行く訳ですから!!
 
そんな訳で、この度見事出会った本たちがこちら!!

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はい、どうですか、相変わらず文庫ばっかりですが笑。今回も予算1000円というルールのもと、海外文学中心に選んでみました。
①白馬の騎手(岩波文庫)/シュトルム
②告白・別離・沈黙(角川文庫)/シュトルム
⑤何を捨て何を残すかで人生は決まる(青春新書)/本田直之
 
シュトルムは以前「たるの中から生まれた話」というのを読んで以来、他の作品も気になってたので。2冊とも絶版、岩波文庫のやつは戦前の初版でした。ピンチョンは以前このブログでも紹介した「競売ナンバー49の叫び」が面白かったので、こちらの短編集もゲット。ブローティガンのは既にハヤカワepi文庫のものを持ってるんだけど、表紙が可愛いかったのでつい。そしてちょっと毛色が違いますが、本田直之の新書はこの前新刊書店をぶらぶらしていた時に見つけて、ちょうど買おうか迷っていたものでした。目当てのものなんかなくてもいいなんて書きましたが、さすがに嬉しかったです笑。
 
本田直之のタイトルじゃないけど、そろそろ本格的に本の整理をしないとまずいなぁ…。

岩波文庫

こんばんは、MASAHARUです。

 

 
つい最近まで滅法忙しかったもので、ロクに本も読んだりできなかったのですが、少し落ち着いてきたので久しぶりに古本を買いに行きました。
 
手に取ったのはこちらの2冊。
 

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そうです、文庫の王様(?)岩波文庫
 
私、単行本よりも文庫の方が好きなんです。かさばらないし、安いから。なのでここ数年は基本ずっと文庫ばかり買ってますね。
 
トオマス・マンはベタですが、新潮文庫の「ヴェニスに死す、トニオクレーゲル」を読んで以来、大好きな作家です。この短篇集は初期に書かれたものをまとめて収録しているようですが、芸術とは、芸術家とは、また芸術家として現実と戦っていくこととはといったような、一貫したテーマを感じますね。
 
もうひとつの方のホフマン短篇集は前からちょっと気になってたものだったので安く見つけられてラッキーでした。
まだ全部読んでないですが、クレスペル顧問官や砂男など、時間の流れに耐えた古典として、今も全く色褪せない魅力に溢れた小説ばかりでした。
 
 
読書っていいですね。
別に非難するつもりも批判するつもりもないですけど、小説を読むっていうことを、あらすじ(ストーリー)を追うっていうことだと思っている人って結構多いですよね。
でも、もし本当にそれだけで成立できるのならば、何百ページもいらないですよね。
 
小説を読むっていうことは、そこにある一行一行を読むという体験そのものであり、それでしかないって私は思います。
 
本を読むことっていうのは、今の時代、実は非常に贅沢なことなのかもしれませんね。